「漱石枕流」は実在か 遺跡から歯磨き用の砂利を発見 これは嘘ニュースです 明治の文豪・夏目漱石の雅号のもとにもなった、中国の故事成語「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」の「漱石」が六朝時代(紀元前200年~紀元後590年)・晋の遅魚遺跡から見つかった。今回の発見はこれまで考えられていた「漱石枕流」の解釈に変更を与えることにもなりそうだ。 「漱石枕流」は本来「枕石漱流」(川の流れに口をすすいで、石を枕にして寝る)と言うべき言葉を、晋の孫楚(そんそ)が誤って「漱石枕流」と言ってしまったことを「石で歯を磨き、水の流れを枕にする」という意味でこじつけたため、これまで「言い逃れ」の意味とされてきた。しかし、今回実際に歯を磨くための砂利「漱石」が発見されたことで、孫楚の言葉が必ずしも誤りだったとは言えないことになる。 新しいアプリで記事を読む