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Kyoko Shimbun 2009.12.21 News


 鳥人の目撃情報相次ぐ M―1が火付け役これは嘘ニュースです

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 「頭が鳥で体は人間、服装はタキシード」という謎の生物「鳥人(とりじん)」がネット上で話題を呼んでいる。20日に行われた漫才大会「M―1グランプリ2009」の決勝戦に登場した若手漫才コンビ「笑い飯」がネタとして鳥人を取り上げたことがきっかけのようだ。

 鳥人は「頭が鳥で体は人間、紳士のようなタキシードを身に付け、鳥好きの子供にプレゼントをあげる」と特徴を紹介。ネタ中では誰にも見えないインコや焼き鳥をプレゼントしていた。1次予選ではこの笑い飯の鳥人ネタが最高得点を記録。晴れて笑い飯は決勝進出を果たしたが、決勝戦では惜しくも敗退。最終投票では「パンクブーブー」が第9回チャンピオンの座を獲得した。

 一方ネット上ではこの鳥人ネタが公開された直後から、漫才の出来に対してではなく「自分も鳥人を見たことがある」「私も焼き鳥をもらった」などの書き込みや目撃談が殺到。グーグルやヤフーなど大手インターネットサイトでも、検索ワードとして「鳥人」のアクセスが急上昇している。

 鳥にまつわる都市伝説に詳しい京都大学文学部の坂本義太夫教授(鳥論)は、「鳥人の存在は歴史的にかなり古く、平安末期の作『鳥獣人物戯画』にも描かれている。現代でも人面犬などと同様、都市伝説として鳥人の噂は日本各地に存在しており、今回のパターンとは異なるが、「鳥が嫌いな子供に襲いかかり、その目をくちばしでつつく」などの伝説がある」と話す。

 また、昨今の漫才に詳しい京都大学文学部の坂本義太夫教授(漫才論)は、「今年のM―1は全体的に低調だった。最終戦に進んだ笑い飯の下ネタ構成に批判の声が多く聞かれるが、彼らはあえてあのネタを選んだとしか思えない。いわゆる『記録に残らず、記憶に残る』を選んだのではないか。個人的にはナイツに勝ってほしかった」と話した。

 写真=「鳥獣人物戯画」所収の鳥人


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