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Kyoko Shimbun 2010.03.04 News


 「中止しないと自殺」脅迫文届き、卒業式中止これは嘘ニュースです

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 3日午前10時ごろ、滋賀県粟津(あわづ)市役所に同市教育委員会宛で「粟津東高校卒業式を中止しなければ自殺する」といった内容の手紙が届けられた。これを受け、市は6日に予定していた卒業式の中止を決定するとともに、粟津署に被害届を提出した。またこのまま卒業式が開式されなければ、同校の卒業予定者280人に留年するおそれが出ている。

 調べによると、送りつけられた手紙はB5サイズのノートを破ったような紙に血文字で横書きされていたという。また、封筒の中には手紙以外に味付け海苔が数枚同封されていた。消印は2日付で県内から投函されたと見られる。

 粟津市教育委員会の稗田米雄委員長(71)は「卒業式より人命を尊重するのが我々教育者の使命だ」とし、県立粟津東高校に限り、卒業式の中止を決定した。また同市内の他の高校については安全確保のため、警官数名を配置したうえで式を執り行うとしている。

 学校教育法第5条では「各地方自治体ごとに規定された必要単位数の取得と卒業式の開催、ならびに卒業証書の授与」がなければ卒業の案件を満たしたと見なされないため、このまま今月中に卒業式が行われなかった場合、同校の卒業予定者280人が留年を余儀なくされる事態も想定される。

 稗田委員長は「卒業式を強行したことで人命が奪われるという悲劇が起きた場合、卒業予定者に深い心の傷を一生背負わせることになる。留年どころの話ではない」と話し、手紙の送り主が保護されない限り卒業式を行うことはないとの認識を示した。

 校門前を歩いていた同校生徒の一人は「不景気のせいで高卒者は全く内定が取れない。このまま卒業するくらいなら留年するか自殺したほうがましだ」と話す。

 粟津署では「味付け海苔を送ってきたことから、犯人は海に面した土地に住む海苔の養殖業者ではないか」と見て、捜査を続けるとしている。


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