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Kyoko Shimbun 2011.10.29 News


 10月28日終末論不発、苦情殺到に大使館困惑これは嘘ニュースです

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 スウェーデン人学者がマヤ文明の暦から読み取ったとされ、その後広く世界で喧伝された「2011年10月28日に世界が終わる」という予言が外れたとして、各国のメキシコ大使館に苦情の電話やメールが殺到している。その大半が28日に世界が終わらなかったことに対する苦情で、ある大使館員は「世界が滅びなかった朗報のはずなのに、とんだとばっちりだ」と困惑している。

 「2011年10月28日にマヤ暦が終わる」という終末論は、スウェーデンのカール・コールマン博士が自著で唱えたもの。マヤ暦を用いた終末論は2012年12月21日でマヤ文明の暦が区切りを迎えるとして話題を呼んだ、ハリウッド映画「2012」によって、広く知られるようになった。

 実際、コールマン博士は2011年10月28日にマヤ暦の区切りがついただけで、また新しい暦に移っていくと言ったに過ぎないが、「暦の終わりは世界の終わりを意味する」という誤った解釈が広まった結果、世界中で一種の終末論として受け取られるようになっていった。

 世界が注目した「2011年10月28日」が何事もなく平穏に終わり、翌29日を無事に迎えると、世界が終わらなかったことに対する不満が高まったのか、怒りの矛先はマヤ遺跡があるユカタン半島に位置するメキシコに向かった。世界各国のメキシコ大使館には苦情のメールや電話が殺到。米・オニオン通信によると、現在、在米メキシコ大使館には、メールが3千通、電話もひっきりなしに続いているという。

 だが、米国以上に苦情が殺到しているのが日本だ。東京・永田町の在日メキシコ大使館には、29日早朝から終末論が外れたことに憤る市民十数人が押しかけた。釘バットを持って大使館にやってきたある男性(20)は「昨日で世界が終わると聞いたので、やけくそで両方のまゆ毛を剃って、髪型までモヒカンに変えたのにどうしてくれる」と怒りを隠せない。しかしメキシコ大使館に来たところで何の解決にもならないと悟ったらしく、男性は近くのドラッグストアでアイブロウを買うと自宅に戻っていった。

 終末論に詳しい京都大学歴史学部の坂本義太夫教授は「少子高齢化によって老人国家化が進行、国民の税負担はどんどん拡大し、年金はいつまで経ってももらえない。若者は働きたくても仕事がない。給料も上がらない。放射能に汚染された国土ではろくに外出もできず、野菜一つですら安心して口にできない。一般市民が放射能測定器を持ち歩かねばならないような異常事態ですら、既によくある日常になっている。これだけ挙げれば分かると思うが、わざわざノストラダムスやマヤ暦に頼らずとも、遅かれ早かれ日本は滅びるのだからあせる必要はない」と、予言や迷信よりずっと信頼性の高い終末論を唱えた。

 写真=マヤ文明の代表的建造物「巨大滑り台」


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