就職したい企業ランキング 1位は東京電力 これは嘘ニュースです
 
          東京電力のマスコットで社員思いのでんこちゃん
          
          
        帝国サーヴェイが14日に発表した「2012年度就職したい企業ランキング」によると、1位「東京電力」、以下、2位「電通」、3位「三菱東京UFJ銀行」、4位「フジテレビジョン」、5位「東日本旅客鉄道(JR東日本)」と、知名度の高い企業が並んだ。
昨今の特徴として、文系理系ともにマスコミ、自動車メーカーの学生離れが進む一方、総合的に金融業界の人気が高まっていることなどが挙げられる。また不景気の影響から、全体的な傾向として学生の安定志向がいっそう進んだこともうかがえる。
中でも注目は調査開始以降初めて首位に立った東京電力だ。平均年収757万円、福利厚生の手厚さで知られる東京電力は例年ランキング30位台を推移していたが、福島で起きた原発事故での対応を受け、「日本中に放射性物質をぶちまけるという、世界的に類を見ない『レベル7』の原子力事故を起こしても給与据え置きのうえ、さらにボーナスを支給できる社員思いの企業体質」「電気料金を値上げすればいくらでも損失補てんができる企業財務の安定性」「企業批判に対して『計画停電』で対抗できる攻撃性」などが、就活生から高く評価を受けたとみられる。
東京電力を第1希望に挙げた男子学生(21)は「原発事故が起きた当初は、賠償金がかさんで倒産するだろうと、興味が沸かなかったが、ここまでやらかしてもまだ社員にボーナスを支払っていると聞いて、そのゾンビ並みの経営体力に感心した。下請け企業を奴隷のように扱えるのも、就活を勝ち抜いた『勝ち組』としての優越感をくすぐって魅力的」と話す。
また他の学生からは「『DASH村を返せ』など、時期的にまだ批判が集中しているのは知っているが、数年以内に収まるので心配していない。日本人は熱しやすく冷めやすいので、長い目で見れば優良な就職先であることに変わりはない」との声も聞かれた。
東京電力は賠償金を捻出するため、来年度から3年間、管区内の電気料金を15%程度値上げする予定。また値上げ終了後は現在50%カットしている40万円の賞与を80万円に戻す意向も政府に打診しており、就活生からの評判通り、優良企業ぶりを発揮している。



 
          
 
           
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