Kyoko Shimbun 2012.10.22 News

「世界の山中モデル」洗濯機に注文殺到 閣僚贈呈で これは嘘ニュースです

最新鋭の洗濯乾燥機「ガラパゴス」
 iPS細胞の作成に世界で初めて成功したことでノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥京都大教授(50)に対し、受賞の記念品として洗濯機を贈ることが21日の閣議で正式に了承された。この報道を受け、現在贈呈される洗濯機と同型の機種に問い合わせや注文が殺到している模様だ。

 山中教授が受賞会見の際、「受賞の連絡を受けたとき、自宅の洗濯機を修理していた」という発言を受けたもの。発言を聞いた田中真紀子文部科学大臣が新しい洗濯機の購入費として、閣僚に1人1万円程度の寄付を呼びかけ、16万円が集まっていた。

 今回、山中教授に送られるのは現在経営不振にあえぐシャープの洗濯乾燥機「ガラパゴス」。同社お得意のプラズマクラスター機能とIGZO(イグゾー)液晶をとりあえず搭載してみたのが特徴だ。また、ガラパゴスの最上位モデルは定価28万円前後であることから、不足分12万円については、先日iPS細胞の移植手術をでっちあげて山中教授を空気扱いにしてしまった読売新聞社に支払いを求める。

 閣議後の会見で、田中文科相がガラパゴスを贈呈すると発表すると、シャープはさっそくガラパゴスを「世界の山中モデル」と命名。まもなく家電量販店やインターネットを通じてガラパゴスへの注文が殺到したため、現在到着まで1、2ヶ月待ちの状態が続いているという。

 iPS細胞に詳しい森口自称東京大学特任研究員は「政府は世界で初めてiPS細胞手術を成功させた私にも洗濯機を送るべき。それに私は手術中、テレビの修理とエアコンの修理と電子レンジの修理と電話の修理もしていた。あと、車のメンテナンスと自宅のリフォームもしていた気がする」と騙った。

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