Kyoko Shimbun 2015.07.29 News

ウィンドウズ11、オフライン回帰 来夏提供 これは嘘ニュースです

来夏にも提供予定の「ウィンドウズ11」起動画面
 米マイクロソフト社は29日、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の最新版「ウィンドウズ11」を、来年夏をめどに発売すると発表した。「たくさんの人に使ってほしい」との思いから、初代「ウィンドウズ1.0」を踏襲した懐かしいデザインとインターネット非対応が特徴だ。

 ドットの1つ1つが肉眼で確認できるほど荒い「11」のノスタルジックな最新画面に、世界各国から詰めかけた取材陣の間から大きなどよめきが起こった。

 来夏にも発売を予定している「11」は、29日に提供を始めた「10」の正統退化版。本格的にインターネットに対応させた「95」以降、オンラインに敬遠気味だったユーザーへの配慮から閲覧ソフト「マイクロソフト エッジ」「インターネットエクスプローラー」含むインターネットに関する機能を全て取り去り、完全オフラインとした。また、標準アプリケーションに「リバーシ」を復活させたほか、電卓機能も搭載。ペイントツールも白黒のみ使用可能だ。

 「(初代ウィンドウズ当時は)まさか30周年を迎えられるとは思っていなかった」と話すのは、発表会に登壇したマイクロソフト元会長のビル・ゲイツ氏(59)。進化と発展を遂げてきたOSの歴史に逆行する大きな決断をした理由について「いろいろな人に使ってほしいから」と説明した。

 またこの日「11」へのアップグレードは「10」と同じく無料であることが発表された。ただし対象となるOSは「7」以降だった「10」から「全てのウィンドウズパソコン」へと拡大。来年夏の正式版提供以降、ベータ版ユーザーから順次全てのパソコンに「11」を強制的にインストールしていく。

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