Kyoko Shimbun 2019.01.10 News

中国の探査機、地球の裏側に到達 世界初 これは嘘ニュースです

洞穴8号が送った地球の裏側の画像
 中国の探査機「洞穴8号」は9日、地球の裏側にある大空洞に世界で初めて到達し、画像を公開した。広大な地底湖や太陽のように輝く光源も写し出されており、これまで謎が多かった地球内部の解明につながりそうだ。

 洞穴8号は1日、チベット自治区にある中国国土測量院の研究所から地殻に向けて発進。9日午後6時33分、ユーラシアプレートを地下130キロまで掘り進んだところで、プレートの裏側に広がる大空洞に到達した。

 洞穴8号から送られたデータを解析したところ、地球の裏側では重力が逆転していることが新たにわかった。地表と地下ではプレートを境界に鏡写しのような状態で繋がっていることになる。

 また送信画像から、地底湖や植物の存在も確認された。地底湖の奥には太陽のような光源も写っていることから、独自の生態系が形成されている可能性が高く、今後は土壌など試料を採取しながら、動物が生息する痕跡がないか確かめたいとしている。

 地球の裏側に大規模な空洞が広がっているのではないかという「地球空洞説」は、ハレー彗星で知られる英国の天文学者エドモンド・ハレー(1656~1742)らによって唱えられてきたが、その存在を証明したのは洞穴8号が初めて。研究を主導した国土測量院の王巌窟上級研究員は「この足元に広大なフロンティアが横たわっている事実に興奮している。度重なる失敗を恐れず、旺盛な探究心で20年間にわたって物心両面で支えてくれた同志に感謝したい」と述べた。

 地球の裏側探査については、米国も17年にシェールガスの掘削技術を応用した探査機を送り出す予定だったが、トランプ政権成立後は先送りされていた。今後中国が地球の裏側の領有権を主張する可能性もあることから、米中間による地下開発競争に発展する可能性もある。

 地球の裏側に到達しやすい日本海溝を擁する日本でも1990年代後半から、大空洞の探査研究をすべきとの声があがっていた。しかし「失敗すれば、担当者の責任問題に発展する」「他国の進捗を見てからでも遅くないのではないか」などの理由で十分な研究予算が確保できず、計画は頓挫していた。

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