Kyoko Shimbun 2023.10.07 News

フレーム・レンズにデンプン素材 「減税メガネ」発表 これは嘘ニュースです

熱湯で溶けるバイオマス素材を使った「減税メガネ」
 メガネメーカーのSHOREは6日、デンプン由来のバイオマス素材を使った「減税メガネ」を発表した。消費税の軽減税率対象品である食品として販売することで、10%から8%への税率引き下げを実現した。価格は9980円(税別)。財務省からも「軽減税率の対象品になる」との回答を得ているという。

 金属製のネジ部分を除く、フレームとレンズ全てにデンプン由来のバイオプラスチックを使用した。フレームとレンズは80度以上の湯に溶かして食べられることから、ネジを食品の付随品とすることで、消費税法が定める「一体資産」として販売する。同法では価格が税抜1万円以下で、商品全体における食品部分の価値が全体の3分の2以上である場合、一体資産として軽減税率を適用すると定めている。

 開発の経緯について、同社の岸小太郎社長は「原材料費が高騰する中、どの企業も1円単位で切りつめて価格抑制に努めているが、企業努力には限界がある。しかし軽減税率の対象品にすれば、労せず2%値下げできると考えた」と説明する。確認のため、財務省に問い合わせたところ、「一体資産と主張することに異を唱えない」と即日返答があった。

 同社では昨年、減税メガネと同じバイオプラスチックを使った可食部100%の「減税コンタクトレンズ」を食品として開発していたが、この時の問い合わせには「食品として認めない」と即日で門前払いを受けたという。「なぜ減税メガネが認められたのか分からない。コンタクトの時は聞く力が全く感じられなかったのに」と、岸社長は財務省の対応に首を傾げながらも、一定の評価を示す。

 一方、あるメガネメーカーの幹部は「誰もが物価高と戦っているのに、一部の企業だけ優遇されるのはおかしい。『減税メガネ』と言うより『脱法メガネ』ではないか」と不満を隠せない様子だった。

新しいアプリで記事を読む

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード

虚構新聞友の会

本紙友の会へ入会すると、会員専用掲示板に書き込みができます。

おすすめリンク

<BOOK>増税地獄 増負担時代を生き抜く経済学

税金や社会保険料で所得の半分近くを持っていかれている!2021年度の負担を見ると、「租税負担28.7%」、「社会保障費負担19.3%」で、合計負担率は、48%まで増えている。しかし、庶民を救うべき政府は増税路線をひた走る。さらなる増税地獄がやってくる。国民全員が死ぬまで働き続けて、税金と社会保険料を支払い続ける納税マシンになる社会。われわれは、暮らしの発想の転換を急がなくてはならない。本書では、現在の税金、社会保険制度を徹底的に検証。増税地獄の実態を明らかにする。そして、「家計大苦難」時代のサバイバル術をモリタクが伝授する。

社主ピックアップ

経済

人気記事ランキング

今月の一冊

「今月の一冊」バックナンバー

虚構新聞社のRSS/SNS

虚構新聞のウェブサービス

虚構新聞社の本

注目コンテンツ