Kyoko Shimbun 2015.11.24 News

猫騙る不審電話に注意呼びかけ 警視庁 これは嘘ニュースです

 23日午後2時22分ごろ、東京都内に住む30代女性宅に猫の鳴き声とともに現金を要求する電話があり、不審に思った女性は西世田谷署に通報した。警視庁は猫好きを狙った電話詐欺の可能性が高いと見て注意を呼びかけている。

 同署によると、女性にかかってきた電話は「にゃあ」という猫の鳴き声から始まるもので、興味を持った女性が返事をすると「カリカリが食べたいにゃあ」と食事を要求。さらに話を続けると要求はペットフードから焼き魚、中トロへと次第にエスカレートし、最終的に現金222万円を近くの駅まで持ってくるよう言われたという。不審に思った女性は要求に応じず、同署に通報した。

 このような猫好きを狙った金銭の要求は古くから「猫騙(だま)し」と呼ばれ、江戸時代の文献にも「二十二両乞はるる」という猫騙しの記録が残っている。だが毎年全国から十数件の通報があるにもかかわらず、これまで犯人が捕まったことはなく、実際に金銭を奪われた被害者もいない謎の現象だ。

 通報した女性から電話音声の提供を受けた捜査関係者によると、録音データにはこれまでと同様、猫の鳴き声と女性の返事しか入っていなかったという。

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